女のため息

名古屋郊外在住 アラ還の平凡な主婦です。経験したことや、思ったことを 思い出しながら綴りたいと思います。

別れ話・・・父親が死んだことにして・・・

ブログを始めた頃、書いた話ですが………。数人にしか読まれてなく、覚えている方も少ない、いや居ないと思いますので、その話を書かせてもらいます。(本心は、ブログのテーマが枯渇しているための苦肉の策ですが……。)




そう、♪アレは3年前〜♪




『ピンポーン』日曜の朝10時頃だっただろうか?秋晴れの大きな空の下アラフォーの女性がインターホンの画像に映し出されていた。




「もう、朝っぱらからセールス?」つっけんどんに、応対すると………。




インターホンの女性は、「○○さんのことで、お聞きしたいことが」と切り出した。




○○さんとは、ご近所の方で……。『どうかされたのか?』と、玄関口まで出て行った。




すると、「○○さんのお父様は亡くなられたんですか?」と、驚くべきことを聞いてきた。





「えっ!」




○○さんのお父様とは、70過ぎ位の方で……。元気そうな方。そう言えば、ここ1週間は見ていない。ひょっとして、急に亡くなられた??




心がざわつき始めた時。その女性はスマホを取り出しトーク画面をスクロールし始めた。



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「私は、息子さんとお付き合いをして、婚約している者です。お父様が亡くなられたと聞き、お焼香をと思い参りました。」と………。




『知らない間に亡くなられていたのか?』と思いつつ、「知りませんでした。何時亡くなられたんですか?」と聞くと………。




スマホをスクロールしながら、3ヶ月前だと言う。ソコに、息子とのやり取りが残っているようだ。




そんなことはない。10日程前に、会話をしている。




ソレを伝えると、女性はやっぱりと言うような顔をして、スマホの画面を読み上げた。




ソコには、通夜・告別式の模様が書かれ、「私も行っても良い?」と聞くと、家族葬だから来なくても良いと………。




「では、初盆にお参りに行かせて」と頼むと、当日の朝、体調不良のため、ドタキャンされたと……。




それで、今日香典を持って突然お参りに来たのだと………。




でも、留守のようなのでウチに聞きに来たと………。




「やっぱり、騙されたんでしょうかねぇ」と涙ながらに私に訴える。




う〜ん、何て返せばいいんだろう。




「ご主人は、お元気ですよ。少なくても10日前迄は……」としか言いようがなかった。




「お父様は、何時頃戻られますか?」と聞かれ……、「さぁ、すぐ戻られると思いますけど……」




「分かりました。時間を見てまた来ます」と言い残し、女性はその場を去って行った。




その後、気になって気になって、そのお宅を気にしていたが、再び女性現われなかったと、思う。その家の灯りは深夜に点いた。




さぁ、どうしょう。ご主人に今の出来事を話して良いものか?黙ってた方が良いのか?もし、刃傷沙汰になったら………。と頭はパニックに……。




『わざわざ、言いに行くこともない。偶然会ったら話そう』と思い時が流れた。




結局、問題も起らずその事実もご主人にも伝えず、全く知らんぷりを通した。




二人の中では、話し合いは当然あっただろう。家庭内では、どうだったかは知らない。あの女性はどうしただろう?可愛そうだが、そんな男なんか忘れてしまった方が良い。



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あれから、3年の月日は流れ、あの父子は、それまで通り暮らしている。