女のため息

名古屋郊外在住 アラ還の平凡な主婦です。経験したことや、思ったことを 思い出しながら綴りたいと思います。

書道・・・『近代詩』への憧れ・・・

『趣味は何ですか?』

 

 

よく聞かれる言葉。その度に、迷ってしまう。趣味らしきことは見当たらず、皆がよく言う『読書』については、一時よく読んではいたが、長く続いたこともなく……。『映画鑑賞』についてはそれ程観に行ってもなく……。テレビはよく観るので『TV鑑賞』なんてのも……と思ったがちょっとなぁー。それで……よく言ったのは『旅行』………。OL時代に日本中を回ったのでその言葉を使っていた。

 

 

 

しかし、結婚してからは、旅行にも縁がなくなり、何かないかなと思い考え出したのが、習い事をしていた『書道』

 

 

 

子供の頃、習い事の一つとして『お習字』をやっていた。当時は、『そろばん』と『お習字』は、大体の子はやっていた。私もその大体の子の一人だった。

 

 

 

2年程習っただろうか?2段迄取った覚えがある。結構『賞』なんかも取り、学校でも良く張り出されていた。

 

 

 

大人になってから、ふと観たTV番組。確か丹羽文雄『魂の試されるとき』と言う小説のドラマ化。清水健太郎と十朱幸代が出演していた。

 

 

 

そのヒロインの職業が『女流書家』で、色々な作品が映し出されていた。その中に『近代詩』と言うものが有り、それに私は魅せられた。

 

 

 

「書いてみたい」

 

 

 

『近代詩』とは、俗に言う『アート』の様なもので、従来の『キチンとした字』ではなく形をわざと崩し、緩急や大小を付けた漢字と仮名混じりの書。

 

 

 

十朱幸代演じるヒロインが素敵だったので、魅せられたのも大きな要因だとも思うが………。

 

 

 

そんな想いが頭の片隅にあり、会社生活にも慣れ何か習ってみたいと思いカルチャーセンターの書道教室の門を叩いた。

 

 

 

しかしながら、最初から『近代詩』など書かせてもらえず………。まずは楷書、次に行書、草書と続く。3年程通うと、やっと書くことが出来た。

 

 

 

もう最初は、子供が書きなぐったようなもので……。しかしソレが大人には難しい。でも、私には向いているような……。楽しい🎶

 

 

 

途中、子育ての時期6年程の空白もあり先生も変わったが、ほそぼそと25年程続いた。続いた理由は、書道が楽しかった訳ではなく、仲間たちとの終わってからのランチ。毎回1000円足らずで3時間程居座っていた。

 

 

 

話は逸れたが、それからも『近代詩』を書いては作品展に出品していた。畳半畳程の作品。一枚書くのに、速筆な私は数分で終わるが……。丁寧に書く人は、10分程かかると言う。『近代詩』は勢いだと勝手な理由をつけ自分で決めたノルマ5枚を書き見てもらう。

 

 

 

そんな感じで書いた作品でも、入選ぐらいは出来たが、入賞には届かず………。




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ところで、この作品展に出品するのにかかる費用はと言うと………。紙・筆・出品料それに入選した場合の先生へのお礼等々、5万円から10万円程かかる。下手に大きな賞などを取ると……。恐ろしい金額になるそうだ。まぁ、私には縁が無いのでそこまでにはいかないが………。

 

 

 

先生からは、作品展への出品を勧められるが、だんだんお金か?と言う猜疑心が芽生え存続を躊躇する様になる………。

 

 

 

そんな時に、高齢の先生に認知症が発覚し急遽教室がなくなってしまった。残念だったが、良い潮時だった。それ以来、『書道』から離れている。

 

 

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ランチ仲間に逢えないのが、一番淋しいが………。宿題もなくなり、お金の心配もなくなった。良しとすべきか??

 

 

 

たまに、作品展などに行くと、また書きたくなる。まだまだ、『書道』への憧れは燻っているようだ。