女のため息

名古屋郊外在住 アラ還の平凡な主婦です。経験したことや、思ったことを 思い出しながら綴りたいと思います。

『頼まれ仲人』

半袖では小寒く感じられるようになりました。秋が来ました。芸術の秋・読書の秋・スポーツの秋・食欲の秋・・・そして、結婚式の秋?(こんな言葉有りませんねぇ……。)

 

 

 

でも、今年はコロナ禍で何時ものそれとは違い可哀想ですネ。結婚式も挙げられないカップルもおり、新婚旅行にも行けないと言います。折角の一生一度の結婚式なのに………。

 

 

 

と言うことで、これからの話は、そんなことになる前の幸せな時のお話です。


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私は、30代で仲人を務めたことが有ります。夫の部下の結婚式です。仲人といっても頼まれ仲人のため、結婚式の時だけ金屏風の端っこに座っているだけですが………。

 

 

 

夫は、新郎新婦の紹介スピーチとか役目はありましたが、私は新婦の介添え役をしただけだったように記憶してます。

 

 

 

最初にその話を聞いた時は、「えっ、まだ若いのに仲人するの?」という感覚でした。仲人って、年配の人がすると思っていたので………。

 

 

 

まずは、結婚する二人と両家のご両親が、我が家に挨拶に来ます。さぁ~困った。朝から掃除し、床の間に花を生けたり、花嫁道具として持ってきただけで使っていない座布団を出したり、お茶の準備、お茶受けの準備等々、頭がパニックです。事前に準備はしてはいたのですが………。

 

 

 

当時は、今のようにネットもなく、本を買って色々と、勉強しました。お茶は、桜茶が良いとかと聞いて湯呑に入れお湯を注ぐと、ほぁ~んと、桜が咲きました。入れ過ぎてしまって湯呑の中は桜だらけ………。まだ小さかった子供が「お花がいっぱいお茶碗に咲いてるよ」って言っていました。

 

 

 

次々出てくる綺麗な器に「こんなの何処に隠してあったの?」って小学生だった息子が、びっくりしていたのが、面白かったですねぇ。

 

 

 

結婚式当日、美容院で髪の毛をセットしてもらう時、年配の美容師さんから、「花嫁より目立っちゃダメよ」と言われ、『それって、私のこと綺麗ってこと?』と、ちょっぴり嬉しかったことを覚えています。勿論、花嫁の方が綺麗に決まっているのは、分かっているのですが……。

 

 

 

そして、いよいよ結婚披露宴。そこでは何もする事はなく、かと言ってパクパク目の前のご馳走ばかり食べる訳にもいかず………。

 

 

 

夫は、会社の人が次から次へ挨拶に訪れアルコールばかり飲んでましたが………。私はと言うと、たまに挨拶にみえる方もありましたが、話も続かず………。仕方なく食べるしかないとばかり、食べてしまいました。恥ずかしい〜(汗)


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これが、初めての仲人体験。この後、もう一組仲人を務めましたが、その時は一般のテーブル席に座り、披露宴を楽しむだけで終わってしまいました。これで、仲人したのかな?という感じでした。

 

 

 

その後は、仲人というもの自体が無くなったのか、世間から聞かなくなりました。

 

 

 

それから、20年後、ウチの娘も結婚したのですが、もちろん仲人はなく、結納もなく(今どきしない人が大半だそうです。)派手と言われる名古屋の結婚式も、地味になりつつあります。

 

 

 

因みに、名古屋の結婚式は派手で有名で結納金の10倍の花嫁道具を持って嫁ぎます。家具、車、ピアノ、毛皮、和服など持参します。家から出る時は、二階からお菓子を撒いたりもします。

 

 

 

まぁ、私の時には無くなりつつありましたが………。娘3人いると身上が潰れると言われたものでした。

 

 

 

ああ~、昔でなくて良かった〜。